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県が県内の小中高校の学級担任を対象に実施したヤングケアラーに関するアンケート結果が公表され、ヤングケアラーとみられる児童生徒の数が少なくとも1088人にのぼることがわかりました。
ヤングケアラーとは家事や家族の世話などを日常的に行っているような子どものこととされています。
県はこのヤングケアラーの実態を調査するため県内の小中高校の学級担任を対象に初めての調査を行い、10日その結果が公表されました。
アンケートでは県内の小学5年生から高校生までのおよそ12万7000人のうちのヤングケアラーと思われる児童生徒の数は少なくとも1088人にのぼることがわかりました。
このうち48.1%にあたる523人程度は学校を休みがちになったり遅刻や早退が多くなったりするなど学校生活に影響が出ているとみられています。
県は2022年度児童生徒を対象とした実態調査などを行う考えです。