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沖縄戦の遺骨収集ボランティアのグループなどが遺骨の散逸を防ぐための条例制定を県議会へ陳情しました。
陳情したのは沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表など有志のグループです。具志堅さんは国が2016年に施行した「戦没者遺骨収集推進法」に則り沖縄戦で最後の激戦地となった本島南部だけでなく県全域で、開発などによる遺骨の散逸を防ぐことが必要だと訴えました。その上で県議会に遺骨が残る可能性がある土地での開発に際して事前に知事への届け出を必要とする条例の制定を求めています。
会見で具志堅隆松さんは「多くの人が沖縄戦で殺されたその地域の土砂を使うということについては遺骨があるか無いかそれ以前に人道上の問題であるということ・・」と話していました。
具志堅さんは県議会の審議で遺骨保全のための具体的な内容に踏み込んで欲しいと話しています。