※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2021年12月の県内の雇用情勢は、求人倍率の上昇が続くなか、求職の超過が続き依然として、厳しい状況にあることがわかりました。
沖縄労働局によりますと、仕事を求めている人1人に対して何人の求人が出ているかを示す「有効求人倍率」について2021年12月は0・82倍で、2020年12月と比べて0・08ポイント上昇しました。ただ、前の月と比べると上昇分は0・01ポイントでほぼ横ばいです。
求められている働き手の数を示す「求人数」は増加傾向にありますが、仕事を求めている人を表す「求職数」の超過が続いていて依然、厳しい状況にあります。
また、2021年12月の正社員の有効求人倍率は0・57倍で2021年11月と比べて0・04ポイント上昇したものの、全国平均の0・97倍とは大きく開きがある状況が続いています。
沖縄労働局は「新型コロナが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。