「八重山以外の感染のピークを超えた」と県の疫学統計解析委員会は報告しましたが、未だ2021年8月の水準です。
県内では2月2日、新型コロナに感染し療養を受けていた3人の死亡と、784人が感染したことが分かりました。
県は新型コロナに感染し治療を受けていた高齢の男女3人が死亡したと発表し、県内で亡くなった人の累計は405人となりました。また、2月2日新たに10歳未満から90代の男女784人の感染が確認されました。
2月2日確認された人のうち、半数以上にあたる443人の感染経路は現段階で明らかになっていません。年代別では10歳未満が137人で最も多く、次いで30代が135人などとなっています。
県の疫学統計解析委員会は現在の感染状況について、「八重山を除いて流行のピークは超えた」と分析していますが、介護施設で集団感染が確認され医療や介護現場は厳しい状況が続いていることから気を緩めることはできないとしています。
詳しい感染状況をお伝えします。2月2日は784人の感染が確認され、累計は8万5千人に迫っています。そして先月27日からの感染者は5969人にのぼっています。人口10万人あたりでは401.92人と全国ワーストこそ脱していますが、まだ油断できない状態が続いています。
日ごとの推移を見ていきますと、先週まで週の始めが3桁でも日ごとに人数が増えて1000人台で推移していましたが、今週はここまで3桁にとどまっています。2月2日は先週水曜日と比べて472人減っていて、この減少傾向があす以降も続くといいですよね。
医療の状況です。入院しているのはきのうと変わらず429人、そして重症の方が1人減りましたが、中等症の方が18人増えて291人となっています。医療現場では今も予断を許さない状況が続いていて、2月2日は新たに3人が亡くなっています。
油断せずに対策を続けていきましょう。