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辺野古の新基地建設をめぐる問題や地域振興が争点となった名護市長選挙では自民・公明が推薦する現職が再選しました。
名護市長選挙は現職で自民・公明が推薦する渡具知武豊さんが新人で元名護市議の岸本洋平さんに5000票あまりの差をつけ当選しました。
渡具知武豊さんバンザイと一言「うれしいと同時にまた2期目も市民の付託を受けて市長として名護市発展のために先頭になって頑張っていける」
当選を決めた渡具知さんは、選挙期間中、給食費の無償化など1期目の実績を強調するとともに名護のさらなる発展を訴えていました。辺野古の問題については、国と県で係争中で「裁判を見守る」という姿勢から賛否を明らかにしていませんでした。
一方、新人の岸本さんは玉城知事などオール沖縄勢力の支援を受けながら移設反対を全面に出しましたが及びませんでした。
岸本洋平さん「私の力が足りなかったというところで支えていただいた方々には本当に申し訳ない」
玉城知事「(市民の)選択の優先順位は市民皆さんが判断されたことですので、そのことについては市民の皆さんのそれぞれの投票行動であったんだろうと思います」
今回の名護市長選と去年の衆院選挙では玉城知事が支援する候補者が落選する結果となり、秋の知事選に影響があるとみられます。