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ピーマンやトマト、ゴーヤーなどの野菜。一般的には、「夏」が旬…というイメージがありますが、沖縄では、今が旬!野菜がおいしい季節を迎えています。

つややかで肉厚なピーマンに、細ながーい島ニンジン。並んでいるのは、すべて、今が「旬」の県産野菜です。南風原町のスーパーであさってまでひらかれている「ぬちぐすいフェア」は、県産野菜の旬を知ってもらおうと企画されたもので、およそ20種類が販売されています。県によりますと、県産野菜の冬場の流通量は夏場の2倍から3倍の量にもなるそうです。

イオン琉球 農産マネージャー 桑江潤さん「1月から5月くらいまでの間が主に県産品の豊富に出る期間となります」「沖縄では、新玉ねぎ、この春先にしか出てこない食材もありますのでので、注目していただきたいところですね」

県産野菜 今が旬!

今が旬の「島ニンジン」。生産農家は、収穫作業で大忙し!専用のショベルの刃で土をほぐしたあと、「テブク」とよばれる道具を使って、傷つけないように、慎重に掘り出します。中城村の生産農家・安里雄徳さんが全身、島ニンジンカラーで、迎えてくれました。

島ニンジン生産農家 安里雄徳さん「下着も靴下も全部黄色ですよ」「島ニンジンを全国の皆さんに宣伝したい」沖縄の伝統野菜・島ニンジンは、12月から2月にかけて収穫のピークを迎えます。今年の出来は、天候にも恵まれ、上々だそうです。

島ニンジン生産農家 安里雄徳さん「ニンジンというのは、皮の下が一番おいしいんですよ」「鉛筆を削るように、 斜めに切ると、外側の肉厚の部分が沢山残っておいしく食べられると思います」

安里さん、おすすめの食べ方は?島ニンジン生産農家 安里雄徳さん「汁物のチムシンジンですね。豚肉とニンニクの葉を刻んで入れると、体全体に染みわたって、おいしいんですよ」

県産野菜 今が旬!

味よし!質よし!値段よし!今が旬の県産野菜が食卓を華やかに彩ってくれそうです。

県内で出荷される島ニンジンのうち、7割が中城村産となっています。おいしい島ニンジンの見分け方は、葉のついている部分が、きゅっとしまっているものの方が、外側の肉厚の部分が多くて美味しいということです。