いよいよあさって投開票です。日曜日に告示された名護市長選挙は投開票日を前に選挙戦はいよいよ大詰めを迎えました。きのうからは三日攻防に突入し両候補、支持拡大に向け、有権者への訴えを続けています。
任期満了にともない実施される名護市長選挙には届け出順に新人で前名護市議の岸本洋平さんと現職で2期目を目指す渡具知武豊さんの2人が立候補しています。辺野古新基地建設問題や地域振興などをめぐり様々な論戦が繰り広げられる選挙戦は終盤戦に入り、きのうからは三日攻防に突入しました。
きのう新人の岸本さんは市内を自転車で走り回りながら各地で遊説を行い市民目線での市政運営などを有権者に訴えました。
岸本候補「皆さんの声を受け止めて市政に反映させること、開かれた行政で皆さんと一緒に街づくり進めること、それが何より大事なんです」「新型コロナの問題からも市民の経済を守る、新基地から市民の暮らしを守る、そのことを私岸本洋平やってまいります」
市内14カ所で遊説を行った岸本さん。残りの選挙戦で若い世代や無党派層への浸透を狙います。
現職の渡具知さんも三日攻防初日のきのうは午後から街頭に立ち、有権者に対しこれまでの実績などを強調し、市政の継続を訴えました。
渡具知候補「4年の間に掲げた公約をしっかりと実行をし、現在も公約達成に向け取り組んでいるところでございます」「地域の発展、インフラの整備等も含めてあと4年間、渡具知武豊に任せていただきたい」
夕方には必勝Vロードと銘打った企画も実施。支援する企業などが集まり、さらなる票の掘り起こしを狙います。
また月曜日から始まっている期日前投票はきのうまでに有権者数の26%程度にあたる1万3333人がすでに投票を済ませていますが、前回の同じ期間より、わずかに減少しています。
名護市の未来を決める市長選挙。投開票は今度の日曜日です。