沖縄のお隣、台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、お正月の縁起物や見ごろを迎えた花畑の話題です。
2022年の幕開け。台湾中部にある紫南宮(しなんぐう)では長蛇の列ができていました。人々のお目当ては…金の卵!金運がアップする縁起物とされていて、今年初めて3000個がプレゼントされました。
参拝者「年間、続けてお参りにきています。金色の卵は初めてです。妻が来てみたいと、私もいいなと思って」
ご利益を受けて、稼ぎが増えたり、貯金が増えたりした人たちはお礼参りに訪れるため、さらに今年一年、紫南宮(しなんぐう)は幸運な参拝者でにぎわいそうです。
新正月が終われば、次にやってくるのは旧正月!2月1日の旧正月元旦に向け、正月料理の準備もピークを迎えています。市場では、さまざまな食材が並んでいますが、コロナ禍ということもあり、オンラインでの販売が伸びています。
南門市場のお店「新暦の大晦日は例年より遥かに売り上げが好調でしたよ。きょうお客さんよりだいたい5.6倍も多かったですね」
大手の宅配業者が食材の買い物代行にも乗り出したことで注文が殺到し、市場も大忙し!年末の旧正月商戦は絶好調のようです。
今が旬の果物といえば、イチゴ!寒暖差が激しく栽培に適しているという雲林県(うんりんけん)では近年、生産に力をいれていて、大人も子どももイチゴ狩りを楽しんでいました。
同じく多くの人が訪れているのは今が見ごろのコスモス畑!日本では「秋の花」というイメージがありますが、暖かい台湾では1月が満開の季節を迎える地域も多いんです。花畑では家族やカップルが写真撮影を楽しんでいました。
そろそろ旧正月のホリデーシーズンに入る台湾。新型コロナの感染者は1日60人程度と、今のところ流行は抑えられているものの、密を避けて休みを満喫する人が増えそうです。