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新型コロナのオミクロン株による感染が急激に拡大するなか、欠勤者が増え続ける医療現場の現状に危機感が募っています。
玉城知事「病床数を確保しても、そのスタッフがいないというような状況があると、今回のオミクロン株では、明確になりつつあります。それがひいては、違う意味での医療のひっ迫の状況につながっていくということも、当然、我々は考えています」
玉城知事はこう述べ新型コロナの感染や濃厚接触者による医療関係者の欠勤が相次ぎ病床を確保しても医療従事者がいないことに関して危機感を示しました。1月13日時点で、県内21の重点医療機関で661人そのほかコロナの治療などに関わる90の病院を合わせると989人の欠勤者がいることが確認されています。
また、緊急事態宣言の適用について玉城知事は重症者用の病床で人口呼吸器やECMOの治療を受けている人は今のところいないとした上で更に県内で感染が拡大傾向になり医療がひっ迫するのであれば緊急事態宣言を視野に入れた対応も必要になると訴えました。
玉城知事「感染拡大の状況が続いて、医療がさらにひっ迫するようであれば、やはり、沖縄県としては、酒類提供の自粛、全面的な自粛のほか、緊急事態宣言の適用による不要不急の外出自粛などより強い措置を検討せざるを得ないというように認識しています」