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きょうも過去最多となる感染者が確認されるなどこれまでにない感染状況に玉城知事が危機感を募らせています。
玉城知事は「強い感染力で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる業種の方々にも感染が及んでいます。47業種約10万5300人という試算が出ています。今後、これらの業種が濃厚接触者の就業制限により、業務停止となってしまった場合、県民生活全体の深刻な影響が出てしまうことも懸念されます」と述べました。
玉城知事は県内の感染状況について流行の立ち上がり期にあり拡大傾向がしばらく続くという認識を示しました。県の疫学統計解析委員会は1月10日から1月16日までの1週間で1万5000人以上の感染者が出ると試算しています。
感染者の急増で医療がひっ迫している状況などから県は、入院待機ステーションの再開や新たな宿泊療養施設の設置、さらに、県内3カ所に広域接種センターの開設で対応を進めていく方針です。
玉城知事は「今までとは異なった様相を見せるオミクロン株ですが、従来のマスクの着用、手指の消毒、適切な換気などの基本的な感染防止対策は有効であることがわかっています。ぜひみんなで、一緒になって、一丸となってこの危機を乗り越えてまいりましょう」と述べました。