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三連休に予定されている成人式は各地で中止や延期が相次いでいます。
連休中に成人式を予定していた23の市町村にQABが取材してまとめたところ「中止」を決めたのは久米島町や座間味村など6つの町と村で「延期」したのは糸満市や浦添市など5つの市と町です。校区ごとに開催する那覇市では一部で中止が決まっていて多くの地域で「延期」となる見通しです。式が中止になった与那原町と八重瀬町は1月9日に新成人の写真撮影のために会場を開放します。
成人式を担当する各役場の担当者からは「一生に一度のことなので何とか開催してあげたかった」という声がある一方、「医療崩壊を防ぐには中止せざるを得なかった」という複雑な心境が聞かれました。
沖縄市や南風原町など11の市町村では参加者に事前の抗原検査を実施したり式典を2回に分けたりして成人式を開催します。ただ、名護市は式をリモートで行います。
新型コロナが晴れの舞台に影を落とすなか新成人の門出を祝えるようにと県は抗原検査キットを無償で配布していて、要望があった18市町村に8000回分を届けたということです。読谷村や豊見城市でも検査キットを活用する方針です。