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ずさんな水際対策が明らかになったキャンプ・ハンセン内を中心に県内ではこれまでに基地内で働く人など10人からオミクロン株の感染が判明しています。現状をまとめました。
キャンプ・ハンセンでは、12月22日までに基地従業員や軍属など5人がオミクロン株に感染していたことがわかっていました。最初に感染が判明した50代男性と4例目となった40代女性は同じ職場の同僚です。
2人のウイルスを詳しく調べたところ遺伝子に「違い」がみられたため「2人の感染源が異なる」可能性があります。こうしたことからハンセン内でオミクロン株がすでに広がっているという懸念が示されています。
キャンプ・シュワブでは30代男性の基地従業員がオミクロン株でした。男性従業員は「ハンセンと関りがない」ことがわかっていて、オミクロン株がハンセン以外の基地でも拡大している可能性を否定できない状況です。
そして12月23日、県内でオミクロン株への感染がわかった男性の家族とハンセンの基地内で働く3人についてオミクロン株に感染したことが判明しました。
岸田総理は、オミクロン株の拡大が懸念されている大阪府、京都府、沖縄県で希望する人すべてを対象に無料検査を行なうと表明しました。