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12月22日は冬至です。寒い冬も健康に過ごせるよう、那覇市の惣菜店にはあたたかいトゥンジージューシーを買い求めに来る客の姿がありました。
濱元晋一郎記者「ジューシーのいい香りに包まれたこちらの店内では、ひとパックひとパック丁寧に詰める作業が進められています」
大量の湯気が上がる鍋の中には、炊きあがったばかりの熱々のジューシーが輝いていました。一年で日中の時間が最も短い「冬至」の日にあわせて、仏壇やヒヌカンに「トゥンジージューシー」を供え、家族の健康や子孫繁栄を願う習慣があります。
40年以上営業を続けている那覇市の惣菜店では、寒さに負けず栄養を取ってもらおうと、普段のジューシーにネギを加えたトゥンジージューシーを販売していて、前の日から食材の仕込みを始めるなど、通常よりも多い150食から200食を用意するため従業員が奔走していました。
買いに来た人「きょうは冬至なので仏壇にうさぎない(供えないと)といけないんですけど、買って仏壇にうさぎようと思った」
買いに来た人「健康で健やかに孫たちも健やかに過ごせるようにという感じ」
朝から雨が続くあいにくの天気でしたが、店先には傘を差して買いに来る客の姿が多くみられました。