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県内の感染状況が少しずつ増加傾向に向かっている感じがある今、玉城知事は医療体制の強化など警戒が高まる第6波に備えた県の計画まとめました。
玉城知事「第6波に備えた対応は、第5波を振り返り、それ以上の流行が到来しても県民の命を守り、医療崩壊を防ぐことを想定して策定しております」
これまでの感染の流行を振り返り、デルタ株による第5波以上の流行に見舞われることを想定して県は第6波の備えとして病院や入院待機施設で新型コロナの患者を受け入れる病床についてこれまでの1・2倍となる1031床に増やしました。
そのうち、出産を控えた妊婦や子どもの患者、精神疾患を持つ人、人工透析を行っている人にも対応できる病床として294床を確保しています。
県ではまだ接種率が7割に届かないワクチン接種について1回目、2回目を打てる体制を引き続き整えていくとともに3回目の追加接種も市町村と連携を取って準備していく方針です。
また、感染者の接触者を対象としたPCRセンターが新たに12月21日から本島南部にも開設されるほか、那覇市に100人規模の入院待機施設も設置されます。
玉城知事「急速な(感染者数の)増加や拡大を防ぐためには、できるかぎり流行を抑えながら、年末年始の休みを迎えていただくことが重要です。笑顔の年を迎えるために感染対策についても、なお引き続きお取り組みいただくようよろしくお願いいたします」