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年末年始を前に、公共交通機関の安全対策の取り組みを確認する「安全総点検」が12月10日から始まりました。
安全総点検は、沖縄総合事務局が県内の輸送機関を対象に毎年実施するもので、初日の12月10日は、沖縄都市モノレールのてだこ浦西駅で立ち入り点検が行われました。
担当者は、はじめに乗務員のアルコールチェックの方法など安全管理の実施状況を確認し首都圏の電車内で発生した殺傷事件を受け、ホーム内に設置されている監視カメラの点検、車両内の非常通報装置など乗客の安全確保体制について念入りにチェックしました。
通報装置の確認で運転士が「はい、こちら運転手です」と応答すると乗客が「車内に刃物を持った怪しい人がいるんですけど」と答えました。
沖縄総合事務局の米山茂運輸部長は「引き続き安全確保につとめてほしい」と呼びかけました。