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普天間第二小学校の近くを通る普天間基地の排水管から有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」を含む汚染水が排出されていた問題で、12月9日、宜野湾市の市民グループが健康被害への調査を市に求めることを決めました。
宜野湾ちゅら水会・町田直美さん「大人の責任として、学校に通う子どもたちの健康の被害は最大限、抑えないといけない」
普天間第二小学校から目と鼻の先にある水路にPFASを含んだ汚水が排出されていたことによる健康被害を懸念する市民グループが、12月9日に急きょ、会合を開きました。
小学校から250mしかしか離れていない普天間基地内の消火訓練場で、環境水の指針値の576倍のPFASが検出されたことが判明し、汚染された水が雨水とともに校内へ流入した恐れがあるといいます。
宜野湾ちゅら水会・町田直美さん「なにか一緒になって、子どもたちの未来のために働きかけることはないのか、動けることはないのかということをきょうは確認できた。それをちゃんと要請したい」
市民グループは、12月14日にグラウンドの土壌調査と学校関係者の血液検査の実施を宜野湾市の教育委員会に要請する予定です。