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普天間基地内にある消火訓練場で採取された水から環境水の指針値の576倍のPFASが検出され、その汚染水が普天間第二小学校に向けて流されていることがわかりました。
フリージャーナリストのジョン・ミッチェルさんは「消火訓練場はこの辺。もっと悪いことはこの消火訓練場から、普天間第二小学校に汚染水が流れています」と話しました。
この資料はフリージャーナリストのジョン・ミッチェルさんがアメリカ海兵隊に情報開示請求を行って入手したものです。普天間基地のにある消火訓練場で、1リットルあたり2万8800ナノグラムと環境水の指針値の576倍のPFASが検出されていました。
訓練場は普天間第二小学校からわずか250メートル。しかも有害なPFASを含む汚染水は子どもたちが遊ぶ小学校のグラウンドのすぐそばを通る排水管から、民間地に流されていました。
普天間第二小学校の知念克治校長は「こういうのが流された。学校のそばを通って流されたということ聞いて、場所をを確認に来て、こんな5メートル、10メートルしか離れていないというのは怖いですね。ここから出てくる水とかに、子どもたちに近寄らせないよう、触らせないようにと注意してあります」と話しています。
問題の消火訓練城では、過去に何度も大きな炎や黒煙が上がる消火訓練が行われています。有害なPFASが含まれる泡消火剤がいつまで使用されてきたのか。グラウンドの土壌調査や子どもたちの健康調査の必要性を求める声が上がっています。