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主な大会が終わり、厳しいトレーニングの季節を迎えた高校野球。そんな中、今年春の甲子園で県民を沸かせたセンバツ球児たちが再び集結!監督にあるものを買ってもらいました。

今年で28回目を迎えた”具商デパート”

具志川商業の生徒たちが仕入れや販売など商売の基本を学ぶため、模擬会社を作って開く学校の伝統行事です。去年は新型コロナの影響でネットショップのみでしたが、今年は感染対策を万全にお客さんを招いて開催しました。

「店長おはようございます」「いや社長だから」

今年、会社の社長をつとめるのは、この夏、レギュラーセカンドとして活躍した3年生の島袋大地さん。さらに春の甲子園に出場して県民を沸かせたセンバツ球児たちが店長や専務など主要な役職に就いて会社を支えています。

センバツ球児たちの具商デパート

具志川商業島袋大地君「(Q.どうですか社員の働きは?)店長を中心にうまくまわっています。お前ら頑張れよ」

具志川商業大城勢武太君「お前もな」

そして練習で鍛えた声で客を呼び込むのは野球部の後輩たち。そのかいあって用意した品が飛ぶように売れていきます!商品のほとんどは軽食やスイーツなど数百円程度ですが、中には桁違いのものも。

それが…車!この具商デパートでは数百万円もの買い物だってできるのです。…と、そこに家族と現れたのは、野球部を学校初の甲子園に導いた喜舎場正太監督!

この流れはもしかして…!?

センバツ球児たちの具商デパート

具志川商業喜舎場正太監督「きょうのメインは具商デパートならではのトヨタさんの車を買いにきました」

なんと学校に車を買いにやってきた監督!そこには今の3年生たちと交わしたある約束がありました。

具志川商業喜舎場正太監督「3年生の中で具商デパートの社長が誕生したら新車買うよという約束をした。彼らは(甲子園に行って)歴史をつくろうという約束と社長になってくれる約束を果たしてくれたので。2年前から貯金をしてこの日を待っていました」

具志川商業比嘉力太君「7人乗りでファミリー向けなのでお子さんたくさんいらっしゃるので向いている車だなと思います」

具志川商業喜舎場正太監督「ぜひ買いたいと思います」

QABが調べたところによりますと…その値段は400万円超え!約束を果たしてくれた喜舎場監督にセンバツ球児たちも”男気”を感じているようでした。

具志川商業島袋大地君「今まで監督のおかげでここまでこられたのでこの車でも夢とかつめていっぱい走らせてほしいです」

具志川商業喜舎場正太監督「乗るたびに彼らを思い出してこの車が走れなくなるくらいまで乗り続けたいと思います」

お買い上げありがとうございました!