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アメリカ軍施設の貯水槽から有害性が指摘されている有機フッ素化合物、いわゆる「PFAS」が国の暫定基準値を約1600倍も上回る濃度で検出されたことをうけ、12月5日にうるま市で抗議集会が行われました。

うるま市昆布にあるアメリカ陸軍の貯油施設近くで行われた抗議集会には50人以上が集まり、県内にあるすべてのアメリカ軍施設からPFAS汚染水の即時撤去などを訴えました。

2021年6月に大雨の影響を受け、貯油施設にある貯水槽からPFASを含んだ汚染水が基地の外に漏れ出る事故が起きたため調査をしたところ、1リットルあたり8万ナノグラム、国の暫定基準値の約1600倍のPFASが検出されていましたが、アメリカ軍の合意がないことから調査結果が公表されていません。

うるま市島ぐるみ会議・宮城英和事務局長「米軍に対する政府の隷属的対応は問題である。米軍に厳しく物言い、国民・県民・地域住民の命、生活を死守することは鉄則である」

うるま市島ぐるみ会議は、早期に調査結果を公開するよう訴えています。

国基準1600倍PFAS検出で抗議集会 汚染水の即時撤去など訴え