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音声ガイドや字幕をつけることでバリアフリー化を試みました。目や耳が不自由な人にも映画を楽しんでもらおうというイベントが那覇市で開かれました。
バリアフリー上映会「映画のミカタ」は、目や耳が不自由な人にも映画を楽しんでもらおうと初めて企画されました。12月3日は、ガレッジセールのゴリさん主演の「沖縄を変えた男」など、県内で製作された映画3本が上映されました。
映画の音声ガイドで「グラウンドに立つ野球部員、裁監督が野球部員を見ている」が流れたあと、台詞で「強から君たちの監督をつとめるサイだ。よろしく」「よろしくお願いします」と話しました
映画には、日本語の字幕のほか、風景や状況など映像情報を補う音声ガイドがつけられ、セリフや環境音だけでは分からない映画の情感を伝えました。
視覚障がいのある人は「非常にありがたいと思います、通常の映画でもそういうのがあれば、行く機会は、自分から乗り出して行けるんじゃないかと思いますね」と話しました。
主催者は、「今後もイベントを継続し、字幕や音声ガイド付きの映画を沖縄から全国や世界に広げていけたら」と話していました。