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辺野古の新基地建設で新たに完成した大浦湾側の護岸を使って土砂の陸揚げが行われるようになっていて国が工事を強行する姿勢を鮮明にしています。

海の埋め立てが進められている名護市辺野古の大浦湾では12月2日正午ごろ新たにできた護岸に作業船が接岸して積んでいた土砂を陸揚げする様子が確認されました。

新たな護岸も使って3カ所から埋め立て土砂を陸揚げすることで工事の加速化をはかり辺野古の新基地建設が着実に進んでいるという既成事実を積み上げたい狙いがあるとみられます。

国は県が出した条件を守ることなく一方的にサンゴ移植を完了したうえで大浦湾側の新たな護岸建設に4カ月前に着手していて11月26日に完成していたということです。

一方、県は大浦湾側に広がる軟弱地盤を固めるための設計変更を不承認にしていて辺野古をめぐる県と国との攻防は今後、激しさを増していくことが予想されます。

  辺野古新基地建設 大浦湾側の新護岸で土砂を陸揚げ