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辺野古新基地建設を巡り国が大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良工事のために提出していた設計変更申請について玉城知事は不承認とすることを発表しました。
玉城知事は会見で「昨年4月に沖縄防衛局から提出された普天間飛行場代替施設建設事業にかかる埋立地用途変更および設計概要変更承認申請について本日不承認とする処分を行いました」と話しました。
玉城知事は会見で辺野古新基地建設で国が大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良工事のため県に提出していた設計変更申請を不承認とすることを発表しました。
この問題をめぐっては国が2020年4月に設計変更申請を提出したあと、県は沖縄防衛局に対し39項目452件の質問を行うなど内容を審査していました。県は審査を行った結果、軟弱地盤の安定性などにかかる設計に関して最も重要な地点の調査が行われていないことや環境への影響を回避、軽減するための措置が的確に検討されていないことなどを不承認の理由にあげています。
県は沖縄防衛局に対し不承認としたことをすでに伝えていますが、国も今後対抗措置をとるものとみられ、法廷闘争に発展する可能性があります。