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県内に軽石が大量に漂着し、様々な分野への影響が深刻さを増すなか、務台俊介環境副大臣が視察のため11月17日、沖縄入りしました。
名護市の羽地内海、沖縄の松島とも呼ばれる風光明媚な海の景色が、埋め立てられた砂場のようになっています。ビーチや砂浜、11月17日も県内各地の沿岸部に大量の軽石が押し寄せ続けていました。
玉城知事「軽石の問題は、沖縄の美しい景観ですとか、日ごろから多くのみなさんが親しんでいる自然海岸にも大きな影響を与えています」
務台俊介環境副大臣「我々も環境省全力を挙げて、景観が損なわれている状況を早期に解決するために支援させていただきたい」
軽石被害の視察を前に県庁で、務台環境副大臣と玉城知事が面談しました。玉城知事は漁業や観光業が大きなダメージを受けていると説明したうえで問題の解決に向け協力を要請しました。
務台副大臣は自然海岸の軽石の撤去について「相当な額が必要になると認識している」と述べ、予算の確保を含め国として支援する考えを示しました。
務台副大臣はその後、回収された軽石の仮置き場や軽石が漂着している恩納村のビーチを視察しました。ビーチでは実際に軽石を手に取って大きさや感触などを確かめていました。
務台環境副大臣「写真で見たり話で聞いていた以上に大変だというふうに思います。補正予算を含め当初予算をできるだけ多く積み増す、そんなことを環境省としてもその覚悟を改めて強くしたところです」