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当時の社会がなぜ戦争へと向かい、沖縄戦に至ったのか、県立高校の生徒が、ディスカッションなどを通して平和について学びました。
狩俣日姫さんは「一人ひとりで沖縄戦の体験というのは全く違うので、この戦争の悲惨さの中にある一人ひとりの沖縄戦体験だったりと向き合ってもらえたらなと思います」と話しました。
11月10日、うるま市の県立中部農林高校で行われたのは、県の平和啓発事業の一つ「ぴーすふるワークショップ」です。授業は、地図を使い沖縄戦がどのように進んだのか時系列を学んだほか、戦前の社会がどのように戦争へと向かったのか、ディスカッション形式で進みました。
生徒は「今はSNSとか情報に溢れているけど、その情報を全部鵜呑みにせず、この情報正しいかとか、そういうの考えていきたいなと思いました。」と述べました。
また別の生徒は「どうしたら戦争とか争いがなくなるかしっかり考えて、投票していきたいなと思いました。」と話しました。
うまんちゅぴーすふるアクション事務局・平良賢一さんは「平和への思いっていうのは、学生の皆さんにも等しく持っているとは思うんですけど、その思いが行動としてあらわれるようなきっかけになればという風なことで考えております」と述べました。
また、平良さんは「戦争体験者が少なくなり平和学習の方法も変わってきている。若者の言葉で若者が語り継いでいくことが大切だ」と話しました。