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宜野湾市では観光業や漁業の関係者たちが団結して先が見えない軽石との闘いを続けていました。
作業をしている漁業関係者「一網打尽。手でやっても間に合わないから」
宜野湾漁港では今週に入って流れ込む軽石の量が急増していて11月11日は午前中に1t袋を10袋分取り除いたのにわずか2時間半後には新たに入り込んだ軽石で港が埋め尽くされてしまったということです。
大量の軽石に立ち向かうためこの港では観光協会や漁業関係者、さらには、市役所の職員たちが協力して農業用のネットにひと手間加えて効率良く回収できるようにした網を編み出しました。
宜野湾観光振興協会高江洲義之事務局長「宜野湾の(海の)資源を守っていこうという一環でやっていることなので、特別なことではなくて、みんなで海を守ろうと気でやっています」
県漁業協同組合連合会前泊豪参事「年末に向けて魚価の値段も良くなる時期になってきますので、非常に期待をして、漁業をしっかりやっていくという状況のなかで、漁業者の立場からしても非常に厳しい状況でありますね」
11月11日は県漁業協同組合連合会が現場を視察しました。海を生業とする人たちにとって死活問題となっている「軽石」長期化が避けられない今、被害をいかに減らせるか模索の日々が続いています。