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県内4つの選挙区に11人が立候補した衆議院選挙は10月31日に投開票が行われ、オール沖縄と自民党が2勝ずつの結果となりました。

1区では、共産党の赤嶺政賢さんが6万票余りを獲得し、三つ巴を制しました。

2区では社民党の新垣邦男さんが自民党の宮崎政久さんなどを上回り、初当選を果たしました。

新基地建設予定地の辺野古を抱える3区は、自民党の島尻安伊子さんが衆院初当選を果たしました。

4区は現職大臣で自民党の西銘恒三郎さんが6期目の当選となりました。

投票率は54.90%で前回より1.48ポイント低くなりました。

衆院選 オール沖縄と自民が2勝ずつ

玉城知事は「選挙は有権者の判断審判によるものですので、その結果については当然厳粛に受け止めたいという風に思います」と述べ、オール沖縄が辺野古を抱える3区で議席を減らしたことについては次のように述べました。「やはり辺野古の問題は普天間基地の一日も早い危険性除去から考えると、辺野古の移設は負担軽減にならないと多くの県民の皆さんがしっかり声を上げていると思いますので、そこは全くブレることはないというように私は捉えています」

また、街で衆院選の結果について聞いてみると「北部、いわゆる辺野古で自民が勝ったっていうのは、何かしら変化はあるのかなと考え方が変わってきたのかなという印象を受けました」といった声や「安定した沖縄がほしいよね、戦争の無い。80歳を越せば、子孫のことしか考えないのでね」という声が聞かれました。