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面識のない女性に乱暴しようとしたなどとして強制性交等未遂と窃盗の罪に問われているアメリカ軍属の男の裁判で那覇地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
この裁判はアメリカ空軍基地内で働く軍属、ルシェーン・マッコイ被告(26)が2021年4月に本島中部の路上で面識のない女性に襲いかかり乱暴しようとした罪と2020年8月に沖縄市の路上で女性のショルダーバッグを盗んだ罪に問われているものです。
10月18日の判決で那覇地方裁判所の大橋弘治裁判長は「犯行態様は卑劣で被害者の人格を無視する態度がみてとれる」と指摘しました。
そのうえで「反省は表面的なものにとどまり自らの行為に真摯に向き合っているとは言い難い」として懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
判決を言い渡した後、裁判長の「わかりましたか?」という問いかけにマッコイ被告は返事をしませんでした。控訴するかどうか弁護側は「本人と相談して検討する」としています。