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岸田新内閣で初入閣した西銘沖縄担当大臣が、10月5日の就任会見で沖縄戦戦没者の遺骨が残っているとされる本島南部の土砂を辺野古の埋め立てに使用する計画について「一般論としてどうなのか」と述べ計画に否定的な見解を示しました。

岸田新内閣で初入閣を果たした西銘沖縄担当大臣は、沖縄戦戦没者の遺骨が残っているとされる本島南部の土砂を辺野古の埋立に使用する計画について問われ、その是非には触れることなく所管外だとことわったうえで次のように言及しました。

西銘沖縄担当大臣「防衛省は今、南部の土砂を使うことはないと聞いて承知していますが、普通に考えても、遺骨が入ったものを埋め立てに使うということは一般論として、常識としてどうなのかなという思いはあります」

基地問題については「基地負担軽減のため県民の声を受け止めながら、関係閣僚と連携のうえ最善を尽くしたい」と述べるにとどまりました。

新政権の発足にあわせて玉城知事は、10月8日にも岸田新総理や西銘沖縄担当大臣にあいさつできるよう面談の調整を進めています。

西銘沖縄担当大臣 南部土砂問題「一般論としてどうなのか」