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緊急事態宣言が解除されて初めて週末を迎えました。一気に景気回復とはいきませんが長く苦しんだ飲食店は前を向いて歩みを進めています。
宣言期間中、すっかり静まり返っていた国際通り…、元のにぎわいを取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。
観光客「大阪と比べて(人出が)全然やもん。大阪はもう人出が多いですよね」「飛行機でもそうでガラガラですよね」
観光客「シャッターが閉まっているのは11時オープンなのか、どうなのかがわからない。コロナで閉店になったのかという。ちょっと寂しいなぁ」
4カ月という失った長い時間を一日でも早く取り戻したいのが飲食店です。県内の飲食店は、10月から、時短営業という縛りはありますが酒類を提供できるようになりました。
御料理もりや 神守功さん「電話がよく鳴るようになりました。ご予約のお電話、お酒出せているの。時間何時なのっていう確認の電話は多かったです。うれしいというのがありますね。お酒を出せない期間はお客様を呼び込むこともできないので、お酒があることによって、お客様が来てくれる」
那覇市にあるこちらの日本料理屋では宣言期間中、酒類を提供せずに夜8時で閉店する時短営業を続けてきました。2021年も残すところ3カ月弱、「去年の年末のように再拡大しないか不安は拭えない」と言います。
御料理もりや 神守功さん「これから忘年会に向けて、書き入れ時になるんですけども、そうなる前にもう一回増えてしまって、緊急事態宣言とかお酒、アルコールがまた(ダメ)っていう風になってしまうと、また元に戻ってしまうような危機感は大分感じています。手放しでは喜べない」
感染対策と経済の回復を両立させるためにも一人ひとりが気を緩めることなく感染予防に努めた日々を過ごし続けることが重要です。