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沖縄労働局は2020年度、長時間労働の疑いがあったとして県内248の事業場に監督指導を行い、そのうち200事業場で法令違反が認められたと発表しました。
沖縄労働局によりますと2020年度、長時間にわたる過重な労働が原因で労災請求があった事業場などを対象に、県内248で監督指導を実施し、200事業場で法令違反が認められました。
違法な時間外労働があった事業場は115にのぼり、残業に対する賃金の不払いがあった事業場は15などとなっています。
特に、違法な時間外労働が確認された事業場のうち、月80時間超えは30事業場で、そのなかでも22事業場では月100時間を超えていました。
沖縄労働局ではこれらの事業場に対して、改善を指導したとしたうえで、「今後も長時間労働の是正に向けて取り組んでいく」としています。