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サンゴで出来た墓標を海に沈めて亡くなった人をおくる自然葬の体験ツアーが27日行われました。27日、那覇の沖合およそ6キロの海上で行われたのは、沖縄海洋墓標会が開催する自然葬の体験ツアーです。
沖縄海洋墓標会では県産サンゴを原材料とした漆喰で出来た墓標に遺骨を収めて名前を記し海に沈める自然葬の「さんご葬」を行っています。海に沈めた墓標は半年から8カ月かけて海に溶けるため、海上投棄にはあたらず自然にも配慮したつくりになっているということです。
一般社団法人沖縄海洋墓標会金城毅代表理事は「いつでも海に向けて手を合わせれば自分の魂は海にいるから子や孫に負担をかけたくないという方々(が利用する)」と話していました。
沖縄海洋墓標会の金城代表はさんご葬について「一番は海が好きな人に利用して頂ければ」と話していました。