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新規感染者が60人を下回ったのは7月19日以来です。県内では9月21日新型コロナに感染し治療を受けていた高齢者3人の死亡と55人が感染したことがわかりましたした。

県は、新型コロナに感染し治療を受けていた高齢者3人の死亡を発表し、県内で亡くなった人の数の累計は293人となりました。

9月21日新たに10歳未満から90代までの55人の感染がわかり、県内の累計感染者数は4万8835人となりました。感染がわかった人のうち、25人は感染経路が不明です。

年代別では40代が12人、30代が11人、20代が9人となっています。市町村別では那覇市が最も多く14人、次いで浦添市・沖縄市が5人となっています。

9月21日を含めた1週間あたりの新規感染者数は1087人で人口10万人あたりだと73.19人となりました。感染者が何人に感染されるかを示す実効再生産数は9月20日の週は0.52となり先週より下がり、27日連続で新規感染者数が先週の同じ曜日より少なくなっていますが、県は9月22日以降の感染者数を注目しているとしています。

きょうのコロナ(9月21日)

幼稚園・保育所で学校PCR拡大へ 沖縄県議会代表質問

県はデルタ株への置き換わりで子どもたちへの感染が増加傾向にあることから、学校PCR検査を「幼稚園や保育所」でも行えるよう対象を拡大するとしました。

9月21日に開催された県議会の代表質問で、議員から「子どもや若者、妊婦などの感染拡大が懸念される」として、県の取り組みについて質問が出されました。これに対して県の大城玲子保健医療部長は「子どもたちを守るため、高校や中学、小学校で実施している学校PCR検査を今後は幼稚園や保育所でも対象を拡大していく」と述べました。

また、妊婦へのワクチン接種については「集団接種会場で接種できるよう積極的な周知を取り組む」と答えました。

さらに新型コロナの流行が起こりやすい冬場に向けて、県ではワクチン接種の加速化を図り、国に対して3回目の接種の検討を提言し、新たな宿泊療養施設の確保や自宅療養者への支援の強化を含む医療提供体制の拡充に取り組んで行くとしています。

幼稚園・保育所で学校PCR拡大へ 沖縄県議会代表質問