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2021年の地価の調査結果が公表され、県内の地価は2020年より上がりましたが、新型コロナの影響で去年に続き、2021年も上昇率は縮小しています。

県は年に1回、地価調査を実施していて、2021年は41市町村284地点が対象となりました。

調査の結果、県内の地価について全用途平均変動率は1.5%で2020年より上昇していますが、上昇幅は縮小しています。

住宅地として最も地価が高かった地点は那覇市天久2丁目で1平方メートルあたり33万円です。また、商業地として最も地価が高かった地点は31年連続で那覇市松山1丁目でした。価格は1平方メートルあたり125万円で去年より1.6%下げました。

地価を用途別に見ると住宅地、商業地ともに2020年より上昇していますが、上昇の幅は2020年より小さくなっていて、その縮小度合いは全国で最も大きくなっています。

上昇幅の縮小が見られた背景には、新型コロナの煽りを受けた観光産業の大きな落ち込みなどが関係しているとみられています。

沖縄の地は上昇率の減少幅が全国最悪 新型コロナで打撃