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県内では2021年に入って熱中症で4人が死亡していることから、県が注意を呼びかけています。

県によりますと、9月上旬に畑で作業をしていた80代の男性が熱中症で死亡する事故が起きています。消防庁の調査では、2021年に入ってから県内では農作業中の熱中症で4人が死亡していて、全員が70代以上の高齢者でした。

県内の天気は来週までのおよそ2週間、高温が続くと見込みで、県ではこまめな水分補給や、気温の高い時間帯を避けて屋外での作業をするなど、熱中症への注意を呼びかけています。

誰にでも襲い掛かってくる熱中症。屋内でも油断は禁物です。

仲宗根啓介記者「熱中症で死亡した少年は、与那原町の海岸で友人らと酒を飲んでいたということです」

警察や消防によりますと、7月に車内に残された18歳の少年が熱中症で死亡した事故について、海岸で未成年の友人ら十数人と酒を飲んだ後、体調を崩して車に放置されたことで熱中症になり、死亡した可能性があるということです。

死亡した少年は海岸から友人の家まで戻ってきた後、駐車場に止められた車の中で取り残されていました。友人たちは他の場所に移動していて、戻ってきた時には少年の意識がなく、救急搬送された後、死亡が確認されました。

警察では関係者から話を聞きながら過失致死など事件性の有無を調べる方針です。

屋内・屋外 熱中症に注意を