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強い台風14号は遠ざかりつつあるありますが石垣島では、13日朝もまだ、強い風が吹いています。
濱元晋一郎記者は「台風接近から一夜明けた石垣市、天候は落ち着いていますがまだ風が残っています」とリポートしました。
石垣島の港では小雨の降る中、台風対策のため船につないだロープをほどいたり、船についた潮やごみを拭いたりする人の姿がありました。また、ホテルではまだ風が強いため建物を守るためにつけたネットを外す作業ができずにいました。
ホテルイーストチャイナシー寺田一郎さんは「今回予想していたほどには(被害は)なかったんですけど、行き過ぎた後の風がなかなかおさまらず、後かたずけができなく苦労している」と話しています。
けが人も出ています。12日石垣市内の自宅2階のベランダで台風対策をしていた70代の男性が風にあおられて転落し、左の肋骨を骨折して病院に搬送されています。
また、石垣と八重山諸島の離島を結ぶフェリーと高速船は、風の影響が残っているため13日午前中の便はすべて欠航になりました。空の便は、全日空の午前9時10分に石垣島から那覇に向かう一便が欠航となっています。