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アメリカ海兵隊は9月9日、普天間基地を含む沖縄の海兵隊基地から有機フッ素化合物・PFOS、PFOAを含む泡消火剤を撤去したことを公表しました。
アメリカ海兵隊は文書で、高濃度のPFOSやPFOAを含む従来の泡消火剤を、日本政府の認可を受けた施設で焼却処分するために本土に送ったということです。また、同じ効果がある代替品に取り換えられたということです。
PFOS、PFOA含有の泡消火剤は1960年代から世界中のアメリカ軍基地で訓練や消火活動に使用されてきましたが、発がん性など有害性が指摘されていました。
今回の発表についてフリージャーナリストのジョン・ミッチェルさんは、代替品の泡消火剤にも別の有害物質が使用されている可能性があり確認するべきだと指摘、また、基地内にはまだPFOS・PFOAを含んだ汚水が残っている可能性があるとしています。