県内では9月8日、新たに新型コロナで413人の感染と2人の死亡が確認されました。
県内では9月8日、新たに新型コロナに感染し入院していた高齢者2人の死亡が確認され、県内で新型コロナ関連の死者の累計は269人となりました。
また、新たに10歳未満から90歳以上まで413人の感染者が確認され、感染者の累計は4万6000人を超えました。このうち半数以上にあたる225人の感染経路が現時点でわかっていません。
県の疫学統計解析委員会のまとめでは県内の新規感染者数は減少していますが、10歳未満と10代の占める割合が増加していて、先週は全体の3割を超えていました。
委員会は、どの地域でも子どもの流行が継続していて、夏休みの終わりや対面授業の再開などが重なることで、再び拡大する恐れがあると指摘しています。
また政府は緊急事態宣言の解除の基準を見直して、病床占有率50%未満などと医療現場への負荷を見ながら判断する方針で、宣言延長の判断は早ければ9月9日にも示される予定です。ただ、沖縄の感染状況について「新規感染者数は減少傾向にあるが病床占有率など厳しい状況が続いている」と評価しています。
日々感染者が減り続けることを願っていますが、きょうは400人台、413人の新規感染者が確認されました。きのうは383人でしたから30人増えたことになります。居住地別ではきのうきょうと、中部保健所管内での感染確認が最も多くなっています。
カレンダーで見ると、水曜日としてはこの1カ月で最も少ない人数となっています。ただ、わずか2週間前は最多の800人台だっただけに、誰もが感染者を減らしていく意識を持たないといけないですね。
医療の状況です。入院患者数は665人できのうに比べて22人減りました。一方で入院調整中の方は、きのうより252人も増えて1935人となっています。そしてきょうも2人が亡くなったことが分かりました。
県の警戒レベルは、療養者数や新規感染者など5つの項目が第4段階の感染まん延期です。このうち新規PCR陽性率は13.9パーセントと、きのうより0.2ポイント増えています。
きのうの人の流れですが、国際通りは土日から連続していずれも増加が続いています。以前に比べるとだいぶ人が増えた印象ですよね。きのうは那覇空港駅でも大幅に増加、しかし那覇市松山では減っていました。
こうした人の流れを減らすことも感染拡大を抑える一歩です。感染対策を続けていきましょう。