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8月にアメリカ軍が普天間基地で有機フッ素化合物PFOSなどを含む処理水を下水道に排出した問題で県が外務省に排出しないようアメリカ軍に働きかけることを要請しました。
8月26日、アメリカ軍が日本側と協議を続けていたにもかかわらず先月26日に普天間基地で有機フッ素化合物PFOSなどを含んだ汚水の処理水が下水道に排出されました。
県基地対策課・溜政仁統括監「当該水の取り扱いに関しては、日米間で協議が進められていると承知しており、そうした中、米側が一方的に放出したことについては、激しい怒りを覚えます」
県は9月6日、外務省沖縄事務所を訪れアメリカ側にPFOSなどを含む水を基地の外に一切放出しないことや普天間基地や嘉手納基地の周辺でPFOSなどが高い数値で検出されているため基地内の立ち入り調査を許可するよう働きかけることを要請しました。
外務省側は「日米間協議が整う前の一方的な放出は大変遺憾。関係省庁とも連携をしてできるだけ早く対策を講じたい」と回答したということです。