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県は2021年4月、アメリカ軍属の男が路上で、面識のない女性に乱暴しようとし逮捕された事件に対しアメリカ軍に抗議、実行性のある再発防止を求めました。
県は、9月3日午後、キャンプ瑞慶覧のアメリカ軍沖縄地域調整事務所を訪れ2021年4月のアメリカ軍属による強制性交未遂事件に対し抗議しました。
県知事公室・金城賢室長は「非人間的で卑劣な犯罪は基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に非常に強い不安を与えるものであるということに加えて、女性の人権を蹂躙するものであり、断じて許すことはできないということを強く申し上げたところでございます」と述べました。
県は、2021年4月の事件とは別に2021年1月にも強制わいせつ事件が起きておりアメリカ軍関係者による事件事故のたびに抗議要請しているにもかかわらず事件が発生していることは管理体制が不十分だと指摘、軍属を含む従業員の教育やより実効性のある再発防止策を講じ県民に公表することなどを求めました。
これに対し、アメリカ軍からは、事件に関する謝罪や、県とアメリカ軍双方にとって有益な話し合いの場を設けたいと述べたということです。