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2021年10月から拡大される戦没者遺骨のDNA鑑定について、国は広く遺族に対して呼びかけるべきだと遺骨収集ボランティアの代表が訴えました。
沖縄戦遺骨収集ボランティアガマフヤー・具志堅隆松さんは「戦没者の遺骨を家族のもとへ帰すという戦後処理の一端が76年目にしてやっと動き出したのかな」と話しました。
厚生労働省は2021年10月から太平洋地域で亡くなった戦没者の遺骨を家族へかえすため、DNA鑑定の対象地域を拡大すると発表しています。
沖縄戦遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんは「これまで南方で亡くなった遺族が声をあげて訴えてきた」と話し、国に対して広く遺族に呼びかけるべきと訴えました。
またDNA鑑定以外で出身地の特定や年齢の判断ができる安定同位体比検査の実施を求め、9月に東京で行われる国との意見交換会で要請すると話してます。