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50歳で2つのメダルを獲得です。東京パラリンピックで車いす・陸上男子1500mに出場した上与那原寛和選手が3位に入り銅メダルに輝きました。

銅メダルを手にした400mに続き、今大会2個目のメダルを目指して1500m決勝に臨んだ上与那原寛和選手。出場選手7人の中で最年長・50歳の上与那原選手は序盤から3番手の位置につけるとその後先頭の2人が前に出るもベテランらしく冷静な試合運びで体力を維持しながらメダル圏内の3位をキープし続けます。最後の直線も力強くこぎ続けた上与那原選手は自己ベストを5秒も縮める圧巻の走りで3位でフィニッシュ。自身今大会2つ目の銅メダルを獲得しました。

上与那原選手はレース後のインタビューで「(周りの人たちに)感謝しかありません。本当にありがとうございましたと言いたいです」と話していました。上与那原選手は400mで県勢初のトラック競技でもメダルを獲得を果たしていて、同一大会での複数個のメダル獲得もまた、県勢初の快挙となっています。