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「感染したら自己責任では終わらない」…感染したからこそ感じた新型コロナの怖さだと言います。お笑いコンビガレッジセールのゴリさんが玉城知事とオンラインで対談し、症状が重くなり、命の危機を感じた経験を交えながら予防策の重要性を訴えました。

ガレッジセール・ゴリさん「コロナウイルスというの何が怖いかって見えないから怖いんですよ」

ゴリさんと玉城知事の対談は感染の急拡大を改善させるため予防策の徹底につなげようと企画されたものです。4月に感染したことがわかったゴリさんは40℃近い熱が5日間続いて肺炎を発症したことで緊急入院することになってしまいました。

症状が重くなって呼吸困難に陥った時には「死を感じた」と言います。

ガレッジセール・ゴリさん「(入院後)夜中急にパッと目が覚めて、苦しくて起きたんです。そこから、ゴホンゴホンというのが1時間ぐらい続くと、やっぱり咳がずっとすると息がなかなか吸えないので、酸素が吸えないと人間ってやっぱり死を感じるんです」

感染したことで「うつした人がまわりにいないか」、「自分のせいで重症化した人はいなかっただろうか」と”罪悪感や恐怖”を感じようになり精神的に不安定になったこともあったと入院していた時のことを振り返りました。

こうした経験から、今では何かに触れた時には手や指をアルコールで消毒することを心がけ食事の時も家族と距離を取って対面で座らないようにするなどできる限りの対策をするようにしていると明かしました。

玉城知事「マスクをしている、していない、いわゆるコロナウイルスがまん延する前と今とでは全然、感覚も状況も違うということが、いろんな仕事にも影響するわけですよね」

ガレッジセールゴリさん「罹ったら自己責任だけじゃ終わらないっていうことだけ頭のどこかに置いてほしいというか、罹ったら他人の時間とか他人の人生も巻き込んでしまうんだよっていうことをやはり自覚しないと」

感染を収束させるにはみんなが気を抜かずに対策を続けることが重要だと話したうえで「全員が手を取り合って、新型コロナとの闘いに勝ちましょう」と県民に呼びかけました。

玉城知事「社会の切り札の1つはワクチンですので若い人たちも、ぜひしっかりとした情報を自分でしっかり調べて、希望する方には引き受けていただきたいということも呼びかけながら沖縄の今の状況を一日も早く本当にみんなが笑顔でそれこそ本当にマスクしないで海岸でおしゃべりできるぐらいの環境がつくれるようしっかり頑張っていきたいと思います」

2人の対談は後日YouTubeでの配信が予定されています。

感染の体験語ったゴリさん「感染したら自己責任では終わらない」