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10月の那覇文化芸術劇場なはーと開館を記念して、こけら落としに狂言の野村萬斎さんらが構成・出演する狂言が上演されることになりました。
なはーとのこけら落としに上演されるのは野村萬斎さんと琉球芸能実演家の嘉数道彦さんの演出・出演する「唐人相撲~なはーと編」です。既存の狂言の演目に、琉球芸能のエッセンスを取り入れ、人間国宝の野村万作さんをはじめ、公募で募った市民も出演します。
物語は唐に滞在していた日本の相撲取りが皇帝に帰国の前に相撲をもう一度見せてほしいと頼まれ、臣下が次々と勝負を挑むものの敵わず、ついに皇帝自ら勝負を挑むというものです。
野村萬斎さんは「負けっぷりの良さの疑似中国人というか唐人たちに愛くるしさを覚えるというのが、そういう所に演劇の逆転の発想というものを見ていただくところに今回非常に注目していただきたいと思います」と話していました。
唐人相撲~なはーと編の上演は12月12日で、チケットは10月1日から販売される予定です。