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県は28日新型コロナで感染力が高いとされる「デルタ株」の疑いがある患者を新たに95人確認したと発表しました。
県は28日に会見を開き7月19日から25日の新型コロナの感染者169人に対しスクリーニング検査をした結果、新たに95人に「デルタ株」の疑いがあると発表しました。
デルタ株については毎週金曜日にまとめて発表しているため、単純に比較はできないとしたものの、今回のデルタ株の疑いの割合は56.2%。前の週が33%とおよそ2倍に急増しています。これで県内で確認されたデルタ株の累計は220人となりました。
保健所別で見ると感染が急拡大している中部保健所管内で検査した84人のうち、デルタ株は59人と最も多く、中部地域でデルタ株の置き換わりが顕著に進んでいると見られます。
また、うるま市の医療機関で新たに52人の感染がわかり、累計で107人と県内で発生したクラスターとしては最大規模になっています。107人の内訳は患者が97人、職員10人となっています。
県は29日午後に新型コロナの対策本部会議を開き、8月の対処方針を協議し発表することとしています。