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1877年に撮影された首里城正殿の最も古い写真が、復元作業に活用されることになりました。これは、首里城の復元に向けた技術検討委員会で報告されたものです。

写真は1877年にフランス海軍の下士官が撮影したもので、2020年11月に所有者が判明。委員会が交渉を続けた結果、このほど、写真データが沖縄総合事務局などに寄贈されることになりました。

技術検討委員会の高良倉吉委員長は「首里城を捉えた一番古い写真、最古の写真がこれです。情報が詰まっている。それをこの復元にいかしたい」と話しています。

このほか、会議では各部門のワーキングチームでこれまでに検討した内容について議論され、このうち、木材については県産のイヌマキを国王専用の階段の手すりなどに活用することなど、具体的な使用部位が決められました。

首里城正殿の最古の写真 復元作業に活用へ