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新規感染者が4日間連続で3桁となりました。県内では7月23日、新たに男女あわせて100人が新型コロナに感染したことがわかりました。デルタ株の脅威が徐々に県内にも拡大しています。

7月23日、新たに感染が確認されたのは、県の速報値で10歳未満から90代までの男女あわせて100人で、4日連続で3桁となり、県内の累計感染者数は2万2423人となりました。感染がわかった人のうち43人が感染者との接触を確認していていますが、残り57人は感染経路が不明です。

また、新たにデルタ株の疑いのある感染者が29件確認されました。7月21日発表された40件とあわせて、今週確認されたデルタ株への感染が疑われる患者は69件となりました。

7月6日から20日までに新型コロナに感染した205人の検体を調べたもので陽性率は33.66%と先週と比べておよそ20ポイント高くなっています。県は「中部地区を中心にデルタ株への置き換わりが進んでいる」として、さらなる感染拡大への懸念を強めています。

沖縄県で新型コロナ新たに100人感染 デルタ株も新たに29人陽性

那覇空港で抗原検査開始

感染拡大を水際で防ぐため、那覇空港では7月22日から抗原検査場を開設し運用を始めました。

県は2021年2月、那覇空港にPCR検査場を開設してましたが、検査結果が早くわかり費用が安い抗原検査場を設置することで水際対策を強化することが狙いです。来島者やこれから沖縄を離れる人が対象で、1日700人が検査を受けられる体制を整えていて、運用を開始したきのうは13人が検査したということです。

抗原検査を受けるにはネットによる申し込みのみで、直接窓口での受付はできません。検査費用は2000円、結果が出るまでの時間は30分以内だということです。

国は、水際対策として夏休みで利用者が多くなる羽田空港や成田などから北海道や沖縄への便に乗る客らが無料でPCR検査や抗原検査を受けることができる取り組みを20日から始めています。

那覇空港で抗原検査開始