大型で強い台風6号が勢力を強めながらゆっくりと先島諸島へと進んでいます。まだ本島の方でも強い風が残っていて、時折、強い雨が降るあど台風の影響はあす(7月23日)以降も続きそうです。
勢力を強めながらで先島地方に接近中の台風6号。宮古島市ではきのうの朝、暴風警報が出されました。今回の台風は速度が遅く、最接近はあすの昼過ぎになると予想されています。台風の影響で宮古島市では一時、1000戸以上が停電するなど市民生活に影響が出ています。
同じく台風が接近し、あすの夜が最接近と予想されている石垣市。また新型コロナのワクチン接種も延期となるなど生活に影響が出ています。
一方で台風は遠ざかりつつあるもののきょうも強風と大雨に見舞われた本島地方。浦添市では水が勢いよくあふれ出る場所も。
記者「那覇空港にきています。きょうも台風6号の影響で、ほとんどの便が欠航となっています。4連休初日、多くの観光客が見込まれていましたが、空港は人がまばらです」
台風の影響できょう那覇空港を発着する飛行機はほとんどの便が欠航。緊急事態宣言下ではあるものの多くの観光客が来ることが見込まれていた那覇空港は賑わいはありませんでした。
岡山からの観光客「台風だったので来れないかな、と思っていたのですけど、岡山からの便は幸い飛びましてですね、着きましたので、これからホテルに行って、ゆっくりくつろぎたいと思います。」
愛知に戻る観光客「見に行きたいところはあんまり行けなかったので」「ちょっと残念ですけれど、しょうがないですよね、こればかりは」
那覇空港を発着する飛行機はあすも欠航が決まっている便が出ています。
記者「那覇市泊の泊ふ頭旅客ターミナルに来ています。台風6号の影響で3日前から、すべての便で欠航が続いています。満席の予約も、すべてキャンセルになってしまいました」
那覇と離島を結ぶ海の便も台風の影響で全便が欠航。
生活物資の運搬にも不可欠な海の便ですが台風による影響が長引けば長引くほど離島住民への影響の長期化も懸念されます。