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7月22日から始まる4連休を前に新型コロナの感染者が急増したことを受け、感染拡大に歯止めをかけるため、県は急きょ対策の強化に乗り出し新たな対処方針を決めました。

玉城知事「第四波の影響をまだ出していない状況で、急速な拡大を迎えることは絶対避けなければならないと考えており、あす7月22日から7月31日までの期間を集中行動抑制期間として、さらなる感染対策の徹底および改めて不要不急の外出の自粛ステイホームをお願いしたい」

玉城知事は7月22日から始まる4連休から7月いっぱいを「集中行動抑制期間」として、感染対策の一層の徹底や不要不急の外出の自粛を強く求めました。県では対策を強化するためこれまで県が運営する首里城公園や美ら海水族館などで人数を制限するなど対策を講じて一部再開していましたが、観光客や県民が行き交い密を避けることが厳しいと判断し県、が管理する施設を再び全面休業することを決めました。

県内の多くの小・中学校が7月22日から夏休みに入ることもあり玉城知事は「子どもの学びの場を休業するには悩ましい」と頭を抱えながら、連休中に人の流れが増加する可能性が高いため、県立図書館や県立博物館・美術館の休館を決めました。ただ、感染拡大を抑え込めれば早期に再開させる方針です。

玉城知事「子どもたちの夏休みも始まってオリンピックの一部競技も開催されました。従来であれば、心浮き立つ季節であったかもしれませんが、そのような期間にあっても、何卒、ご自身とご家族の健康と身を守っていただくために感染対策を心に留めてお過ごしいただくよう重ねてお願いを申し上げます」

玉城知事は改めて、県外の人には観光や帰省を含めた沖縄への来訪自粛を呼びかけ、県民にはビーチパーティーといった大勢が集まるイベントに極力参加しないよう訴えました。そのうえで、感染を防いだり重症化させたりしないためにもワクチン接種を受けてほしいとも呼びかけています。

新型コロナ沖縄に第5波で県運営の施設などすべて休業