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任期満了にともない実施された那覇市議会議員選挙はきのう投開票が行われ、城間市長を支える与党勢力は改選前より1つ議席を減らしました。一方で、自民公明の野党勢力は議席を6つ増やし、過半数に迫る躍進となりました。
任期満了にともない実施された那覇市議会議員選挙。定数40に対し、63人が立候補した選挙はきのう投開票が行われました。その結果、城間市長を支える与党系のオール沖縄勢力は改選前より議席数を1つ減らし14議席。
一方、自民公明の野党系は改選前より議席数を6つ増やし、過半数目前の19議席となりました。
社大・4期目の当選 平良識子さん「やらなければならないこととして、新型コロナウイルス対策、感染対策もそうですけど、これから経済を立て直さないといけない状況にあるので、柔軟にスピーディーに対応しなければならない」
自民・10期目の当選 久高友弘さん「今まで以上に市民とのコミュニケーションを交わしながら、市民の相談も受けて実行していく」
城間市長の市政運営への評価とも位置づけられた今回の選挙。野党が大きく議席を伸ばしたことで市政運営のかじ取りは今まで以上に厳しくなったと言えます。
城間市長は「与野党の数字の動きにはできるだけ揺れ動くことなくこれからも自分らしく市政運営を進めていきたい」と述べました。
城間市長「(結果は)どうでもいいとかそういうことではありません。結果はしっかり受け止めつつ、私に何ができるのか、私は何をしたらいいのかということを昨夜は考えました。そういう意味で出た結果が私は私らしくこれからも市民の皆様に向き合っていきたい、課題に向き合っていきたいという結果になった。」
また今回の選挙の投票率は過去最低だった前回の選挙を下回る46.40%となり過去最低を更新しました。