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ビール粕を肥料にして育てた県産大麦を使って製造したビールが9日、工場から初出荷されました。
現在、県内各地で大麦の生産や研究が始まっていますが、オリオンビールでは、ビールを製造する際に出来る「ビール粕」を肥料にして大麦を栽培し、その大麦で新たなビールを作る、完全循環型ビールの製造を始めました。
9日に出荷されたビールは、2021年3月に収穫された伊江島産の大麦を使って製造されたということです。
樽岡誠工場長「この初仕込みは、国内で今年初めてとれた大麦を使った初めてのビールになります」
オリオンビールでは、ビール粕からより良い肥料を作るための研究を琉球大学などと共同で行っていて、地産地消や産学連携につなげる取り組みを今後も続けていきたいとしています。